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ばーしーお気楽ブログ

33才文系テンション低い系会社員。日々の出来事、考えたことなど書いて行きます。

ピーターの法則と年功序列

働くこと

こんにちはばーしーです。

 

ピーターの法則

最近「ピーターの法則」というものを知りました。
 
 
すごくざっくり言うと、
有能な人は順調に昇進していくけど、昇進すればするほど仕事の難易度は上がっていき、どこかでついていけなくなり、無能になるということ。
 
例えば、平社員の中の有能な人が係長になります。係長の中の有能な人が課長になります…以下、部長、専務と続くわけですが、
平社員で有能だった人が係長で有能であるとは限らず、係長で有能だった人が課長で有能とは限らない。
平で有能だった人が係長になり、係長で能力を発揮できないと、そのまま課長に上がれず係長にとどまり続ける。
つまり、平で有能だった人が、昇進して無能な係長になる。
ほかのステージでも、能力を発揮できないと次に進めず、十分にパフォーマンスできないステージに留まることになるという法則。
 
元々一つ下のステージでは有能だったのだから、一つ下のステージで有能さを発揮させればいいんだけど、
なかなか降格はできず、結果、無能な役職者があふれる。
 
世に無能な上司は数いれど、なぜ無能な上司が数多く存在するのかの一つの答えだと思います。
(他にもコネとか、上の上司の見る目のなさとかありそうだけど)
 
これを繰り返すと、組織は弱体化していきます。
 

じゃあ、どうすればいいか。

一つの答えは、上でも挙げた「降格」です。
一つ下のステージでは有能だったんだから、
能力を発揮できるステージに戻すのが1番。
 
ただ、降格される側としては、明らかに今の仕事では落第とみなされたわけで、なかなか認め難いものがある。
 
もうひとつは、無能なラインまで来た人は辞めてもらう。
横綱大関に戻れないように、昇進の結果、十分なレベルに達しなかった人は退職してもらう。
 
終身雇用の日本では無理ですねー。
 
年功序列、終身雇用は、よっぽどじゃない限り年齢に従って昇進していくので、どこかで必ず無能の壁にぶち当たります。
しかし、終身雇用だからクビにできない。年功序列だから降格もできない。
そもそも、能力で昇進したわけじゃなく、年齢で昇進しているから、犯罪でも侵さない限りなかなか降格なんてされない。
結果、無能な役職者を自ら増やして、「人材難」とか言い出すわけです。
 
 

日本のジレンマは深い

日本の伝統企業は今完全にこの呪縛に囚われてます。
 
20年前までなら上手くいったんでしょう。なぜなら大半の会社の人口構成がピラミッド型に近かったから。
 
無能な役職者がいたとしても小数で、それよりも多くの非役職者でカバーできました。いわゆる現場力ですね。
 
しかし、今の人口構成は逆ピラミッド。
 
役職者になる40代50代が一番のボリュームゾーンになりました。
バブル時代の大量採用世代が今、役職者です。
その下はというと、就職氷河期もあり、現場世代が少数派になっている企業がほとんど。
ボリュームゾーンの40代50代は年功序列で部下なし管理職になったりしています。
 
ピーターの法則でいう、能力の限界値に達して無能になった人達(この理屈でいうと社長以外必ず壁に当たる。)に加え、本来無能力で昇進できなかった人たちまで、部下なし管理職という謎の昇進をさせざるを得ない。
本来、そのポジションに留めおくか、降格されなければいけない人たちを逆に昇進させているわけで、これで上手くいくはずはない。
だけど、年功序列、終身雇用を守るためには、能力がないと分かっていても、何かしら役職をつけざるを得ない。
 
人口構成は逆ピラミッドなので、現場力でカバーするのもとっくに限界を超えています。
 
ジレンマですね。
 

年功序列と終身雇用は無くなるだろう

伝統企業が生き残っていくためにはこのジレンマを断ち切るしかない。
いわゆる大企業が経営難に陥ってリストラを余儀なくされるのは、社内の人口構成を調整するため、無能な役職者を排除しなければならなくなったためだと思います。
 
リストラは本当に窮余の策で、リストラしなければならなくなるまで会社の体力が落ちると、有能な人が見切りをつけて辞めていきます。
健全な企業運営を目指すならば、普段の評価の中で、その役職では能力を発揮できない人を、降格なり、退職勧告なりをしていく方がよほど合理的。
そうなると、日本の年功序列、終身雇用を守ることはできません。
 
というか、人口構成が逆転した時点で、終身雇用、年功序列を守ることはほぼ不可能です。
 
今後は、能力が足りない場合は、昇進できないだけじゃなく、降格、退職勧告される人が増えるでしょう。
 
今後は昇進できないからといってくさっているヒマはなく、役職関係なく自分の得意分野を作って、自分の能力を発揮できるフィールドを確保しておくことが大事になってくると思います。
 
最終的に平で無能の烙印を押されたら、後は退職勧告しかありませんから。
 
厳しい世の中になってきました。
 
今のボリュームゾーンが抜ける20年後にはまた状況は変わるでしょうが、日本の人口構成が逆ピラミッドなので、大きな変化にはならなさそうです。
 
さらに日本企業は年金の支給開始が遅くなるからという理由で65歳まで定年延長する所があるらしいです。
逆ピラミッド維持の方向に舵をきるわけですね。
 
これから日本の企業は難局を迎えそうですね。
 
わたしも生き残れるように、頑張らないと。
 
では。
 
 

シンメトリー猫さん
シンメトリー猫さん posted by (C)aes256

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