にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

しばパグ家ばーしーのお気楽ブログ

豆柴似の旦那(ばーしー)による「しばパグ家」のブログ。奥さんはパグ似です。

給料戦争を読んでキャリアプランについて考えた。

こんにちはばーしーです。

 

最近『給料戦争』という小説を読みました。

 

給料戦争 (PHP文庫)

給料戦争 (PHP文庫)

 

 

給料戦争(PHP文庫)

作者は竹内謙礼さん、青木寿幸さん。

内容は小説ですが、作者の竹内さんは経営コンサルタント。青木さんは公認会計士の方だそうです。

 

内容は食品メーカーに勤める主人公が、ラオスである人物に出会うところから始まります。

そのある人物とは、第2次世界大戦の時代からタイムスリップしてきた日本兵

お人好しな主人公はラオスから現代の日本へ彼を連れて帰ります。

そこから現代日本に暮らすサラリーマンと、日本兵の心温まるハートフルストーリーが展開されるわけではなく。(後半にハートフルストーリーはありますが。)

話は日本の会社制度、給料制度、税制、転職など、生活とお金にまつわる話が展開されていきます。

主人公と日本兵は、しっかりものの主人公の彼女によって、これらの制度を徐々に理解していきます。(日本兵の方が理解が早い)

 

最終的に池井戸潤かな?という展開も交えつつ、給料アップするためには何が必要かを学び、主人公が成長していくというストーリー展開です。

 

小説の形式ながら、今の税金、年金、社会保険、給料、キャリアアップ、転職、雇用の考え方など、分かりやすく説明されてましたし、

小説としても私は楽しめました。

仕事をしているだけだとなかなか勉強しないことも主人公の成長とともに勉強できるので、結構オススメです。

 

キャリアプラン立ててますか

グサッときた言葉

この小説の中で一番グサッときたのがこれ。

「30代も半ばになって、やりたい仕事が決まっていないようじゃダメだ」

主人公(30代半ば)が転職エージェント(やり手)に言われます。

 

「あれ、わたし30代半ばだけどやりたい仕事きまってない…。」

仕事はしてますよ。仕事はしてるけど、

「この仕事でこれを成し遂げたい!」

「将来的にキャリアアップしてこんな仕事をするんだ!」

とかないよ。

 

キャリアプラン持ってますか?

え?世の30代半ばって

「俺はこんな人間になる!」とか

「キャリアアップのために転職だ!」とか考えてるもんなの?

大丈夫?中二病は早く卒業した方が痛みが少ないよ(主に心の)。

 

志高い人はいるよ。

国内、海外で活躍してるスポーツ選手とか、

自分で起業して新しい事業を起こしてる人とか、

本の作家だって、映画の監督だって、医者とか、ボランティアの人とか、

芸能人だって大きな志を持って頑張っている人がいることは知ってるけど。

え。普通みんな野望とか目標持って生活してるもんなの?

私は持ってないけど。

 

どうやらキャリアプランは必要っぽい

最近友達が転職するってんで、模擬面接みたいなものに面接官役で付き合ってみました。

転職の面接官役として色々聞きます。

−今までの仕事は?

−あなたの強みは?

−なんで転職しようと思ったの?

−転職してこの会社でどんな仕事がしたい?

 

あれ、これキャリアプランじゃね?

 

今までの経験と自分の強みを活かして、御社でこんな仕事に力を発揮したいと思います。

 

これキャリアプランだわ。

 

自分が聞く立場だったらキャリアプラン聞くじゃん。

今後どうしていきたいか聞くじゃん。

 

「いっぱい給料もらってのんびり暮らしたいです」

 

って言われたら、こいつアウトだと思うじゃん。

 

確かに同世代で転職する人には、

「こういう仕事がしたい」「こうなりたい」ってのを求めるわ。

20代なら「なんでもやります!」でいいけど、

30代で「なんでもやります!」だったら体力ありそうな若者に軍配があがるわ。

 

あれ、これ私も「こうなりたい!」「こういう仕事がしたい!」ってのを考えとかないといざって時困るな。

本音は「いっぱい給料もらってのんびり暮らしたいです」だけど。

 

キャリアプランを考えてみた

てなわけで、この1ヶ月くらいキャリアプランを悶々と考えてみた。

 

不労所得を得たい」

「空を眺めているとお金が入ってくる仕組みはないものか」

「こたつ考えたやつ天才だな…」

 

結論は楽して稼ぎたい。

 

そんなことを悶々と考えていて、

機械が人間の仕事を全部やってくれる時代というのを妄想しました。

※そういう趣旨のセミナーではない。

 

そこでふと気づく。

 

「仕事を全部機械がやってくれて、お金がほとんど必要ない時代がもし来たら、わたしは何をするんだろう」

 

今だったら宝くじ6億円当たって、死ぬまでの生活費が確保できたとしたら?

 

「興味本位でいろんなところに行ってみたい」

「本、漫画を読みまくりたい」

奥さんと田舎で暮らしてみるのもいいかも」

「犬飼いたい」

「キャラクターとか書けるようになりたい」

「ブログをもっと充実させたい。ネタを探したい。カスタマイズできるようになりたい」

「新しいものをどんどん見てみたい。触ってみたい。関わってみたい」

 

ん?

これもキャリアプランか?

やりたいことの詰め合わせもキャリアプランなんじゃないか?

生活費が確保できた状態で、それでもやりたいこと。やってみたいこと。

これもキャリアプランなのか?

 

最近、大学やめて起業すると言ってる人、プロブロガーになる人、

はてなブログでは結構見かける。

 

「好きなことをして生きていく」

 

って言葉もよく見かける。

 

わたしには好きなことだけをやって生活していく能力はないので、

いきなりレールを外れるつもりはないけど、

わたしのキャリアプランってのは、

自分の好きなことを見つめて、

好きなことが実現できることと生活ができることの

ちょうどいいバランスのところを進むことなのかもしれない。

 

別に、「世界を変えてやる!」とか言わなくても、

今よりちょっとよくなるがキャリアプランでもいいんじゃないか。

そんなことを思いました。

 

転職面接にはつかえそうもないけど。

 

では。